がん保険の免責期間って何?加入検討時に知っておきたい基礎知識

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今や、日本人の2人に1人が一生のうちに「がん」と診断される(※)時代です。がん保険への加入を考える方も多いでしょう。

(※出典:公益財団法人がん研究振興財団「がんの統計’14」)

 しかし、がん保険には、がん保険特有の「免責期間」という条件があります。

今回は、この免責期間についてご説明します。

1. 免責期間って何?

 免責期間とは、保険の効力が開始する日(責任開始日)までの待ち期間のことを指します。がん保険を契約した日から保障が始まるのではなく、契約日から一定期間経過した後から保障が開始(責任開始)されます。

 がん保険以外の保険では一般的に、①申込書、②第1回目の保険料、③告知(または診査)の3点が揃うと保険の効力がスタートし、保険会社による保障が開始(責任開始)されます。責任開始日以降は、支払事由に該当した場合は保険会社が保険金または給付金を支払う義務があります。

2.なぜ免責期間があるの?

 がん保険の場合は、上記の申込書など3点が揃っても、即保障が始まりません。一般的に、保険加入後3ヶ月または、90日経ってから保障が始まります。つまり、加入後1ヶ月目など、免責期間中にがんと診断されても、がん保険の給付の対象とはならないのです。なぜでしょうか?

 がん保険に免責期間がある理由については、例えば、健康診断でがんの疑いがあると言われ、精密検査でがんと確定する前にがん保険に入っておく、というようなケースを阻止するためと言われています。

その他にも、例えば乳がんの場合は自分で胸にしこりを発見し、病院に行く前にがん保険に加入するというようなことができてしまいます。がんの種類によっては、通常の病気より自分で見つけやすい場合があるため、不正な告知によるがん保険への加入を防ぐために免責期間が設定されていると考えれば良いでしょう。

3. まとめ

今回はがん保険の免責期間についてご説明しました。がん保険は、一般の医療保険や死亡保険と保障が開始されるタイミングが異なります。がんに備えたい場合は、一般的に3ヶ月または、90日間の免責期間があることを考慮した上で、少しでも早めに加入するのが望ましいと言えるでしょう。

 

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