【死亡保険】持病があっても、死亡保険に入れるの?

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病気になって初めて保険の重要性に気付く人も多いのではないでしょうか。しかし、死亡保険をはじめとする生命保険は、健康状態によっては保険の引き受けが難しい場合があります。生命保険には持病があっても入れる保険もあります。どのようなものあるのかご紹介しましょう。

 

持病があっても入れる保険には大きく2種類ある

どんな病気であれば加入できるのか、手続きが面倒なことはないだろうか、どれくらいの保険料になるのかなど不安に思っている人も多いことでしょう。持病があっても入れる保険といわれるものには、大きく分けて、「引受基準緩和型」と、「無選択型」があります。引受基準緩和型保険は、一般の加入条件よりも緩和された引受基準を設けている保険です。無選択型保険は健康状態にかかわらず、加入できる保険です。

生命保険は、加入者に保険金を支払う確率などに基づいて保険料が決められるので、同じ条件で比較した場合、
無選択型の保険 < 引受基準緩和型の保険 < 一般の保険 
の順に保険料は割高になります。

また、引受基準緩和型や無選択型の保険は、加入から一定期間内に保険金の受取りが発生した場合には、受取ることができる給付金額や保険金額が少なく設定されているものが一般的です。とくに無選択型の保険は、加入期間が長くなると払い込んだ保険料が受取る保険金額よりも高くなる場合もあるので、慎重に検討したほうがいいでしょう。

告知内容の違いを知ろう

一般的な生命保険に加入する時には健康状態の告知や診査が行われますが、その内容によって加入できるかどうかを保険会社がチェックしています。
告知の内容は保険会社によって違いがありますが、おおむね以下のようなことを問われます。

1)最近3か月以内に病院で診察を受けたか、薬を飲んでいるか?
2)過去2年以内に健康診断や人間ドックを受けたか、受けて異常があるといわれたか?
3)過去5年以内に入院や手術をしているか?
4)現在、身体に障害があるか?
5)5年以内に妊娠・出産に伴う入院や手術をしているか?現在妊娠しているか?(女性の場合)

これらに該当する場合には、どんな病気で該当したのか、具体的に告知することになります。ただ、これらの告知事項に該当したからといって、必ずしも一般的な保険に加入できないというわけではありません。さまざまなデータを参考に保険会社が判断します。

それに対して、引受基準緩和型保険の場合は、そこまで細かい告知を必要とせず、加入できます。こちらも保険会社によって、詳細は異なるものの、おもに次のようなことを問われます。

1)過去3か月以内に入院や手術・検査をすすめられたか、または入院中か?
2)過去3か月以内に、がんや慢性肝炎・肝硬変などで診察や検査・治療・投薬を受けたか?
3)過去2年以内に病気やけがで入院や手術をしたか?
4)過去5年以内にがん・上皮内がんで入院・手術をしたか?

これらの回答がすべてノーなら、引受基準緩和型の保険に加入できる可能性があります(告知内容の詳細は保険会社により異なります)

持病と一言でいっても、高血圧や糖尿病などの生活習慣病から、喘息や花粉症、うつ病など、さまざまです。それらすべての人が引受基準緩和型の保険しか入れないというわけではありません。

あれこれ面倒なことを聞かれることなく加入できるからと、引受基準緩和型を選ぶ人もいるかもしれませんが、保険料が割高となってしまいます。引受基準緩和型の告知内容に問題がない人は、加入を決める前に、一般の保険に入れないか、まずは複数の保険会社の一般的な保険を確認し相談してみましょう。そのうえで、次の選択肢として引受基準緩和型の保険を検討しても遅くはありません。

引受基準緩和型の保険に加入できない人は、無選択型の保険を選択することになりますが、その場合は、本当に保険に加入しなければならないのかを再確認してみましょう。無選択型の保険は、加入して一定期間は払い込んだ保険料相当額しか、保険金がもらえないケースが一般的です。そのため保険に加入する必要性があるのかをきちんと判断して加入することが大切です。

持病がある人も、まずは一般的な生命保険を検討しよう

まとめると

  • 持病があっても入れる保険には引受基準緩和型と、無選択型がある
  • 加入者に保険金を支払う確率などに基づいて保険料が決まるため、引受基準緩和型や無選択型は、保険料がやや割高に
  • まずは一般の保険商品の審査を受けてから、引受基準緩和型、無選択型を検討する

保険はあると安心できるものですが、自分の状況や必要かどうかを見極めて加入を検討しましょう。

Ushico / PIXTA(ピクスタ)

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