持病があっても加入できる保険のメリットとデメリット

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保険というと保障の対象となる人が、健康な状態でないと加入できない商品が多いですが、中には持病があっても加入できる保険があります。一度大きな病気になってしまったので、保険には入れない‥と思い込まないでください。今回は、持病があっても加入できる保険について考えていきましょう。

1. 持病があっても入れる保険とは?

持病があっても加入できる保険は、「引受基準緩和型保険」または「無選択型保険」のことを指します。

それぞれ、死亡保障を目的とした「死亡保険(終身型・定期型)」、病気やケガの治療を保障する「医療保険」、そしてがんの治療に重点を置いた「がん保険」があります。 

1-1 引受基準緩和型保険

保険に加入する条件(保険会社が引き受ける条件)を緩和して、持病があっても加入しやすいようになっている保険のことを指します。一般の保険の告知書では多くの項目に回答する必要があります。引受基準緩和型保険には、死亡、医療、がんの種類があります。たとえば、引受基準緩和型医療保険なら、以下の3つの項目に当てはまらなければ加入できるのものが多いです。

  • 現在入院中または過去1年以内に入院、手術、先進医療、検査をすすめられたことがあるか
  • 過去2年以内に糖尿病、脳卒中、‥など(病気の種類は保険会社によって異なる)で入院をしたことがあるか
  • 過去5年以内にがん、心臓病、‥など(病気の種類は保険会社によって異なる)の病気や異常で医師の診察、検査、治療、投薬を受けたことがあるか

(上記の事例はあくまでも1例です。保険会社によって年数など条件が異なります。)

1-2 無選択型保険

無診査・無告知、つまり健康状態を問われることなく加入できる保険のことです。引受基準緩和型保険でも加入できなかった方が、最後に検討する保険と言えます。しかし、死亡や病気を発症するリスクが最も高い方たちが加入している保険のため、保険料も高めの設定になっており、保障内容も制限されることがあります。

2. 持病があっても入れる保険のメリット、デメリット

 ここでは、引受基準緩和型保険のメリットとデメリットについて考えてみます。

2-1.メリット

持病があっても入れる保険のメリットは、自身の病気に対する保障ができるということでしょう。持病がある人の方が将来の病気に対する不安が大きいため、健康体の方より保険で備えておきたいと感じる方が多いでしょう。一般の保険に加入できない方からすると、非常に魅力的な保険と言えるでしょう。

2-2.デメリット

持病があっても入れる保険のデメリットは、一般の保険に加入できる健康体の方と比べ、リスクが高い人たちの保障を賄うため、保険料が高いということです。また、契約日から1年以内は給付金額などが半額になるなどの条件が付いている場合もあります。

3. 保険に加入できるように自分でできる努力

上記で述べてきたように、もし一般の保険に加入できない場合でも、保険会社によって引受基準が異なります。A社の保険は入れなかったけれど、B社の保険なら加入できたということがあります。

また、告知書にはありのままの事実を書く必要がありますが、例えば、過去にかかった病気は完治していると医師に診断書を出してもらっている場合などは、その診断書を添付し、健康上の心配がないことを伝えましょう。告知書に事実以外のことを書くと告知義務違反となり、保険金が支払われないこともありますが、事実を詳細に書くことは禁じられていないため、有利な情報があれば報告するようにしましょう。

まとめ

今回は、持病があっても入れる保険について考えていきましたが、いかがでしたでしょうか。持病を持ちながら保険に加入できることは、いざという時の対策として、金銭的にも、精神的にも、有効です。メリット、デメリットを考えた上で、自分にふさわしい保険を選ぶようにしてください。

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