【選び方】医療保険を選ぶポイント

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入院した時に入院給付金、手術を受けた時に手術給付金を受け取ることができるのが、医療保険。

最近は、保障内容が多様化し、選ぶのに迷う人も多いでしょう。

そんなとき、何をチェックしたらよいのでしょうか。

医療保険の基本的な保障内容と医療保険選びのポイントをご紹介します。

保険期間と保険料払込期間

医療保険に限らず、保険でまず確認したいのは、保障がいつまで続くか(保険期間)と、いつまで保険料を払うか(保険料払込期間)です。

医療保険の場合、

  • 一生涯保障する、終身タイプ
  • 60歳まで、80歳までなど一定年齢までを保障する、歳満期タイプ
  • 5年、10年など保険期間が決まっている、定期タイプ

3つがあります。終身タイプと歳満期タイプは保険料が一定ですが、定期タイプは更新のたびに保険料がアップしていきます。

  • 一生涯の保障があれば安心と考えるなら、終身タイプ
  • 一定以上の年齢になったら医療費は貯蓄でまかなうと考えるなら、歳満期タイプ
  • 安い保険料で当面の保障だけ確保したいのであれば、定期タイプ

がよいでしょう。

終身タイプは、保険料の支払いも終身なのが一般的ですが、一定年齢で払込みが終わる「60歳払済」や「65歳払済」などを選択できる商品もあります。払込みが終われば、それ以降は保険料負担がなくなりますが、そのぶん、終身払に比べて保険料は高くなるのが一般的です。

  • 保険料が安いほうがいいと考えるなら終身払
  • 老後、年金から保険料を払うのを避けたいと考えるなら60歳や65歳払済など

がおすすめです。

保障内容のチェックポイント

入院給付金額は5000円、1万円などから選択するケースと、5000円以上から1000円単位で設定できるケースがあります。サラリーマンや主婦なら日額5000円、自営業者などは日額10000円を目安にするのが一般的といわれています。

また、入院給付金の支払いについては、最近は日帰り入院から保障されるというのが主流です。ただし、1入院あたりの給付金支給限度日数は30日、60日、120日、180日など無制限ではない場合が多いので注意しましょう。

医療技術の進歩により平均入院日数は、だんだん短くなってきているので、30日、60日でも良いかもしれません。ただ、医療保険は、長期の入院に備えるものと考えるなら120日あるいはそれ以上を選びましょう。

最近は、三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)や七大疾病(三大疾病+糖尿病+高血圧性疾患+腎疾患+肝臓疾患)だと入院日数の限度が延長されたり無制限になったりする商品もあります。

特約で、自分にとって必要な保障がつけられるかどうかも選択のポイントのひとつになるのではないでしょうか。

保険会社によって支払い事由は異なりますが、一般的にはこのような特約があります。

「通院特約」

通院したとき1日あたりいくらという形で通院給付金が受け取れる。

「女性疾病入院特約」

女性特有の病気で入院したとき主契約の入院給付金に上乗せして女性疾病入院給付金が受け取れる。

「がん診断特約」

がんと診断されたときに給付金が受け取れる。

「がん入院特約」

がんで入院したとき入院給付金に上乗せしてがん入院給付金が受け取れる。

「先進医療特約」

先進医療を受けたときその技術料相当額の給付金が受け取れる。

「保険料払込免除特約」

保険会社が定めた免除要件に合致した場合に、それ以降の保険料の払込みが免除される。

「生存給付金特約」

一定期間、給付金の請求がなかった場合、お祝い金などが受け取れるものがあります。給付金のないものに比べて保険料は高くなります。

「終身特約」

万が一のことがあった場合に受け取れる死亡保障です。他に死亡保障の保険に入っているなら不要かもしれません。

重要なのは保険料

医療保険の中には、これ以外の給付金のあるものもあります。保障が厚いほど安心ではありますが、保険料が高くなったり、給付条件を把握できず、請求もれが起こったりすることも考えられます。

選択の手順としては、まず自分にとって必要な保障が何かを考えて、それをカバーできるものを探すのが良いでしょう。

候補がいくつか挙がったら、入院日額、保険期間、保険料払込期間を決めて保険料を比較してみます。保険料が無理なく支払える額であるかどうかが重要なポイントです。

まとめると、医療保険を選ぶ時は

  • 保険期間と保険料払込期間を決める
  • 入院日額と必要な保障、特約を考える。
  • 自分に必要な保障がカバーできて保険料が高すぎないものを選ぶ

医療保険には多くの保障が盛り込まれているため、わかりにくくなっている部分もあります。不明な点、疑問に思う点があったらパンフレット・約款等で確認したり、保険会社や代理店などに問い合わせて確認しましょう。

さわだ ゆたか / PIXTA(ピクスタ)

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