生命保険の失効とは?復活はできるのか?

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生命保険に加入している間に、途中で保険料が払えなくなってしまった場合、一体どうなるのでしょうか。今回は、生命保険の「失効」と「復活」についてご説明していきます。

1. 生命保険の「失効」とは何か

 生命保険の「失効」とは、生命保険の効力を失うことを指します。例えば、生命保険の失効後に死亡したとしても、生命保険の効力が失われているため、死亡保険金が支払われないことになります。

では、どのような状態になると生命保険は失効するのでしょうか。

保険料を月払いの生命保険加入中に、何らかの事情でその月の保険料の引き落としができなかったとします。この場合、引き落としができなかった翌日から即保険が失効するわけではありません。

以下、保険料を月払いの場合と、年払いの場合で失効のタイミングを詳しく見てみましょう。

 1-1.保険料月払いの場合

月払いの保険契約においては、2ヶ月連続で保険料の支払いができなかった場合に、その2ヶ月目の末日をもって保険が失効することになります。

例えば、保険料の引き落としが毎月20日だった場合、3月20日に保険料の引き落としができなくても、420日に2ヶ月分の保険料が口座から自動的に引去られ、保障は継続されます。ただしその時点で口座に2ヶ月分の残高が無ければ、引き去り不可となり、430日をもって保険は失効します。 

1-2.保険料年払いの場合

保険料が年払い契約の場合、保険料を支払う月の、その翌々月の保険応当日(※)までに保険料の入金がなければ、保険は失効します。

(※応当日とは、保険契約後の、契約に対応する日のことを指します。例えば、保険契約をしたのが612日なら、応当日は毎月12日となります。なお応当月は6月となります。)

 例えば、契約応当日が12日で、保険料の引き落としが320日だった場合、3月20日に保険料の引き落としができなかったとします。この場合512日までに保険料の入金が無ければ、512日以降、保険は失効します。

 

せっかく今まで保険料を払い込んでいたのに、うっかり失効してしまい、失効期間中に保険金支払いに該当する事態が起これば、保険金は支払われず、今までの保険料が無駄になってしまいます。

1回目の引き落としができなかった場合、保険会社からその旨を通知するハガキが送られてきます。保険料の払い込み忘れを防ぐために、そのハガキを受け取ったなら、次月の引き落とし日までまだ日数があるから大丈夫、と先延ばしにせず、忘れないうちに2ヶ月分の保険料を口座に入金しておくと良いでしょう。

2.「失効」した保険を「復活」するには

 保険契約が失効しても、保険会社の定める期間内に、それまで支払っていなかった分の保険料をまとめて支払えば、失効した保険を復活させることができます。保険会社の定める、復活までの期間は、保険会社によって異なるため、是非保険加入時に確認しておきましょう。

 しかし、ただ保険料を支払うだけで復活はできません。復活の際は、加入時と同じように、健康状態を問われる告知書への申告が必要です。保険失効後に病気になった場合、この復活の手続きの際に告知する必要があり、失効前と同じ条件の保険に戻せない可能性があります。

 保険加入後、もし病気になったとしても、失効していなければ、保障は続いている状態なので、病気になる前と同じ条件の保険に加入し続けられます。保険料の未納によって失効させないことが得策でしょう。

3.まとめ

生命保険の失効と復活についてご説明しましたが、いかがだったでしょうか。意図せず失効してしまった場合、解約払戻金がある保険であれば解約払戻金を受け取ることができますが、多くの場合、払い込んだ保険料の総額より少ない金額となります。そして病気になった後では、万が一の時の保険に再度加入出来なくなる可能性もあります。

せっかく払い込んだ保険料を無駄にしないためにも、保険の失効には十分に注意するようにしましょう。

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