医療保険とがん保険の違いとは?賢く選ぶために知っておきたいこと

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公益財団法人がん研究振興財団「がんの統計’15 年齢階級別罹患リスク(2011年罹患・死亡データに基づく)」によると、「男性、女性ともに、おおよそ2人に1人が一生のうちにがんと診断される」とあります。

このように、生涯の中でがんにかかる可能性は高いと言える中、がんになった場合に備え、がん保険への加入を検討されている方もいらっしゃるでしょう。

がん保険加入検討中の方の中には、「既に医療保険に入っているからがん保険は不要なのでは?」とか、「医療保険とがん保険の違いを知りたい」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、

  • 医療保険について
  • がん保険について
  • 医療保険とがん保険の違い

などについて説明していきます。ご参考になれば幸いです。

1.医療保険について

医療保険は、幅広い病気やケガに対応している保険です。

医療保険は、基本的に以下の給付金があります。

  • 1-1.入院給付金
  • 1-2.手術給付金

1-1.入院給付金

病気やケガの治療を目的として入院した場合に、入院給付金支払限度60日型の場合なら60日まで(120日型の場合は120日まで)など、入院給付金支払限度日数まで、入院1日あたり所定の金額が支払われます。入院給付金日額は、5,000円や10,000円など、自分で設定することができます。(契約年齢・ご職業などによっては、ご希望の入院給付金日額でお引き受けできない場合があります。)

昨今は医療技術の進歩により入院期間が短くなる傾向にあるため、5日以内の入院でも一律5日分の入院給付金が支払われる医療保険もあります。支払い要件をよく確認して加入するといいでしょう。

また、入院といっても、どんな目的の入院でも給付金が出るわけではありません。例えば、検査入院や、美容整形手術のための入院は病気やケガの治療を目的としていないので入院給付金は出ません。

さらに、女性なら押さえておきたいポイントですが、妊娠、出産のためには入院を伴いますが、正常分娩の場合は病気ではないので、給付対象外となります。一方、帝王切開などの異常分娩については医師による治療を要するため、給付対象となります。

1-2.手術給付金

手術給付金は、手術を受けた場合、1回の手術につき所定の金額が支払われます。

手術給付金については、外来による手術で入院を伴わなくても給付されることもあります。

手術給付金の支払対象は、治療を直接の目的とした、保険約款に記載されている手術です。ただし、治療を直接の目的としていない美容整形や、病気を直接の原因としない不妊手術などは一般的には手術給付金の支払対象とはならないため、注意が必要です。詳しくは、保険の契約概要を確認しましょう。

また、保険の種類によっては、

  • 重大手術(がんに対する開頭、開胸、開腹手術や心臓への開胸術など所定の手術)の場合は回数無制限で給付
  • それ以外の手術では○日間に1回、回数無制限で給付

など、給付の条件が分かれているものもあります。

2.がん保険について

がん保険は、がんの治療に特化した保険です。

がん保険は、基本的に以下の給付金があります。

  • 2-1.診断給付金
  • 2-2.入院給付金
  • 2-3.通院給付金

2-1.診断給付金

診断給付金は、初めて「がん」または「上皮内新生物」(※)と診断確定された際に、一時金として所定の金額が支払われます。

※「がん」とは、悪性新生物のことを指します。「上皮内新生物」は、一般的に基底膜を越えておらず、浸潤や転移の可能性がないものを指します。「がん」の場合、基底膜を越えて浸潤しているため、血管やリンパ菅を通じ全身に転移する可能性があります。

子宮頸部の上皮内がんや大腸の粘膜内がんは、上皮内新生物に含まれます。「がん」という名称が付いているから「がん」だと思い込まず、不明な点は担当の医師に聞いてみるようにしましょう。

2-2.入院給付金

入院給付金は、「がん」または「上皮内新生物」の治療目的で入院した際に支払われ、入院1日につき○円、という形式で支払われます。

こちらについては、入院1日目から日数無制限で支払われます。

末期のがんでは、がんを治療する目的より、痛みを緩和する目的で緩和ケア病棟に入院する場合もあります。そうした流れも受けて、厚生労働大臣の定める施設基準に適合しているものとして都道府県知事に届出が行われた緩和ケア病棟でのがん治療を目的とした入院の場合でも給付金が支払われる保険商品もあります。

2-3.通院給付金

がん治療は入院せずに治療をするケースもあります。通院回数が多くなると、それに伴う支出も増えるため、経済的な負担がかかることも考えられます。例えば、そうした「がん」または「上皮内新生物」の治療目的で次の①②いずれかの通院をした時に、通院給付金が支払われる保険もあります。

①三大治療(※)のための通院

②入院後の通院(退院日の翌日から365日以内の通院)

※三大治療とは、がん(悪性新生物)の標準治療である手術、放射線治療、抗がん剤治療(ホルモン剤含む)の3つの療法を指します。

なお、通院給付金の支給要件は各社異なります。商品の詳細は「契約概要」等をご請求のうえ必ずご確認ください。

3.医療保険とがん保険の違い

それでは、医療保険とがん保険の違いは何なのでしょうか。

医療保険は幅広い病気・ケガに対応しており、がん保険は文字通りがんの時しか給付金を受け取れません。ただしがんになった時には手厚い保障が受けられます。ここからは、細かい違いを見ていきましょう。

3-1.がん保険特有の「保障開始までの待ち期間」について

保障がスタートする日のことを「保障開始日」と言ったり、「責任開始日」と言います。

医療保険では、「申込」「告知」および「第1回保険料の払込」がともに完了確認した日から保障が始まります。(※1)

一方、がん保険は、「告知」および「第1回保険料の払込」がともに完了確認した日(保険期間の始期の属する日)から3カ月(※2)を経過した日の翌日から保障が始まります。

(※1 保険会社によっては申込完了時点で保障開始となる保険もあります。)

(※2 保険によっては2ヶ月の場合もあります。)

がん保険については、一般的に「保障開始までの待ち期間」が定められています。これは、がんは、自覚症状が出るまでの潜伏期間があるなど、がん特有の性質上により設定されているものです。保険の加入手続き時に、健康状態について告知する際、本人が気がつかなかったり、また健康診断などでも発見されてない場合もあるため、がん保険には「保障開始までの待ち期間」があります。

3-2.がん保険は持病があっても加入しやすい

一般的に、医療保険よりがん保険の方が持病があっても加入しやすくなっています。

これは、幅広い病気を網羅的に保障する医療保険に比べて、がん保険はがんのみが保障対象となっているからです。

がん保険はがんに関係ない持病であると判断されれば加入できる場合が多いようです。例えば、糖尿病など、一般的には医療保険には加入できない一方、がん保険には加入できる場合があるので、持病があるからと言って諦めずに、入れる保険が無いか確認するようにしましょう。

4.医療保険に特約を付加してがん保障を手厚くすることもできる

医療保険もがん保険も両方加入すれば、一方のみに加入するよりも、より手厚い保障を受けられるでしょう。とはいえ、経済的に両方の保険に加入するのが難しいという方もいらっしゃいます。

その場合、医療保険にがん特約をつけて、がんに関する保障を手厚くすることも選択肢の一つです。

例えば医療保険「ちゃんと応える医療保険EVER」では、特約を付加することで、がんを含む三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)にも手厚く備えることができます。

※商品の詳細は「契約概要」等をご請求のうえ必ずご確認ください。

まとめ

今回は医療保険とがん保険の違いについて説明してきましたがいかがでしたでしょうか?

万が一がんになった場合、入院を伴う手術、放射線治療や抗がん剤治療など、治療が長期にわたって多額の治療費がかかる可能性があります。

このような不安を抱えている方は、がん保険への加入を検討された方がよいでしょう。

AFH290-2016-0128 10月21日(181021)
引受保険会社:アフラック
住所:東京都新宿区西新宿1-23-7新宿ファーストウエスト ショップ推進部
TEL:03-6757-3084

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